ニキビ痕には、大きく分けて色素沈着が気になるものと、クレーター状に表面が陥没しているものがあります。色素沈着の治療法とクレーターの治療法は違い、特に、クレーターに対する治療は難渋します。

クレーターとは

炎症が強いニキビが生じると、真皮層や皮下組織まで炎症がおよび、それが原因で、表面が陥没してクレーター状になってしまいます。そのためにも、ニキビはしっかりと治療をした方が良いのですが、一度クレーターになってしまうと、ニキビに対する治療では治すことができなくなります。 ピーリングや通常のレーザー治療では治療はできず、フラクショナルレーザーやダーマペン(ダーマローラー)などで真皮に多くの傷をつけることで皮膚の再生力を利用し、少しずつ改善させていきます。

ダーマペンの特徴

  • ダーマペンは無数の極小の刺傷を作り、その傷が治る過程で、表皮細胞や線維芽細胞(真皮)・コラーゲンなどの増殖が起こります。美肌・美白、若返り、ニキビ跡(クレーター)・毛孔性苔癬や妊娠線の改善を期待する治療方法です。
  • ダーマペンにより表皮に開いた穴はとても小さなものなので、2~3時間 のうちに閉鎖するので、傷痕が残ることはありません。
  • ダーマペンにより、コラーゲンが融合し、お肌に張りが生まれ、加齢により衰えた肌や肉割れ線・妊娠線、ニキビ跡などが改善されます。皮膚の天然保護バリアである表皮が傷つけられないので、リスクや副作用が殆どありません。赤みや腫れなどの症状も数日以内で治まり、施術の翌日にはメイクをすることが出来ますので仕事を休む必要もありません。
  • ダーマペンの痛みに関しては、施術前に表面麻酔を使用しますので、大きな苦痛がなく受けられますが、ご希望の方は無痛麻酔(静脈麻酔)を選択することも可能です。
  • ダーマペンの針はディスポ(使い捨て)ですので、針の切れが悪くならず、より、衛生的です。
  • ダーマペンの施術直後からコラーゲンの増殖が行われますが、2ヶ月以上かけて さらにコラーゲンが増え続けます。1度の施術でも効果がありますが1ヶ月に1回施術する、というのを数回繰り返すことでより高い効果が期待できます。
  • ダーマペンと同時に、プラセンタや抗酸化剤(ビタミンC)などを塗布することで、マイクロニードルでできた通り道から皮膚に吸収され、高い効果を発揮できます。(費用は別途)

プラセンタには皮膚の再生を促す成分が含まれており、細胞などを増殖させる因子が肌に働きかけ、肌の入れ替え(ターンオーバー)がより促進されます。*おすすめ

ビタミンCは脂の抑制、コラーゲンの生成促進、活性酸素の除去などの効果があり、毛穴の開き、にきび、にきび痕などのトラブル肌、敏感肌を改善させ、さらにしみ、しわ、くすみなどの老化肌にも大きな若返り効果を発揮します。*おすすめ

ダーマペンの手順

  1. 治療する部位や状態により、ローラーの長さを選択します。
  2. 洗顔します。(基本的に何もつけない状態で行います)
  3. 表面麻酔を施します。(当院で作成したオリジナルのリドカインクリームを使用しますので、麻酔効果は高いです)
  4. ダーマペンのマイクロ針の往復運動で皮膚に微小穿刺をします。(オプションでプラセンタやビタミンCなどの美肌成分を同時に浸透させる事が出来ます。)
  5. お肌をクールダウンさせ、終了です。

ダーマペンとダーマローラーとの比較

ダーマペンとダーマローラーとの大きな違いは、針が皮膚に対して垂直に刺さるか否かです。 ダーマローラーは、ローラーに針がついている関係で、どうしても皮膚に刺さる際に斜めから刺さりますが、ダーマペンは皮膚に垂直な状態で往復運動をするため、垂直にささり、表皮の損傷を最小限に抑えます。

ダーマペンは、針の動きが機械により高速で行われるため、皮膚に刺さる針の数もダーマローラーよりも格段に多いため、より高い効果が期待できます。

  • ダーマペンは、ダーマローラーと比べ、痛みや出血が少なく、表皮の損傷を最小限に抑えます。
  • ダーマペンは、ダーマローラーと比べ、狭い範囲や湾曲した部位での操作が容易です。
  • ダーマペンは、ダーマローラーと比べ、垂直穿刺のため、針がたわむことなく、容易に瘢痕組織を貫通します。
  • ダーマペンは、ダーマローラーと比べ、針の刺さる数が多く、効果が高くなります。

クリニック案内

院長紹介

院長 馬見知大

1964年生まれ。
1989年北海道立札幌医科大学卒業
札幌医科大学付属病院などで全身管理、救急、麻酔などを習得するとともに、 心臓外科手術を多く執刀。
その後美容外科へ転身し、
2001年聖心美容外科名古屋院院長
2002年聖心美容外科大阪院院長
2003年聖心美容外科副院長 などを経て、
2004年12月うまみ美容クリニックを開院。

  • 医学博士
  • 日本外科学会認定医
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本美容外科学会正会員
  • 日本美容外科医師会正会員

クリニック情報

大阪梅田の美容整形クリニック

クリニック名 うまみ美容クリニック
所在地 〒530-0003
大阪府大阪市北区堂島2-1-31
京阪堂島ビル3F
電話番号
(患者様専用)
06-4796-1323
050-3560-2671
診療時間 10:00~19:00(年中無休)

クリニックの地図

JR東西線・北新地駅より3分

JR大阪駅より7分

阪神梅田駅より6分

京阪渡辺橋駅より4分

クリニックへの詳しい来院方法は、
アクセスページ

ダーマペンの費用

費用(税別)
顔全体 1回29,000円
4回目以降1回につき24,000円
両頬または首 1回22,000円
4回目以降1回につき18,000円
1回17,000円
4回目以降1回につき14,000円
1回13,000円
4回目以降1回につき11,000円
顔全体+首 1回36,000円
4回目以降1回につき31,000円
毛孔性苔癬
二の腕(外側) 1回25,000円
4回目以降1回につき21,000円
肉割れ・妊娠線
下腹部 1回22,000円
4回目以降1回につき18,000円
大腿(表)または大腿(裏) 1回34,000円
4回目以降1回につき29,000円
オプション
*ビタミンC 
*プラセンタ  
*ビタミンC+プラセンタ
1回 2,000円
1回 2,000円
1回 3,000円

ダーマペンのよくある質問

Q.ダーマペンとはどういうものですか?
ダーマペンとは、マルチプルニードルを用い、皮膚に垂直に微細な針穴を形成する医療機器です。傷を修復する治癒能力と同じ作用で、皮膚の再生・若返りが図れます。ダーマペンは従来の類似機器(ダーマローラー)と比べて表皮への負担が少なく、痛みや出血は格段に小さくなっています。真皮層を刺激し、様々な増殖因子が生まれ、お肌の入れ替えに必要な真皮内のコラーゲンを増加させるアンチエイジングです。
Q.ダーマペンの痛みはどの程度ですか
オリジナルの麻酔クリームを使用した上での施術ですので、強い痛みは感じませんので安心して受けられます。
Q.ダーマペンのダウンタイムはどれくらいですか?
直後は赤みがでますが、表皮に開いた穴は2~3時間のうちに閉鎖し、メイクが可能になりますので、気にならなくなります。
2、3日すると少し皮が剥ける場合もありますが、気にならない程度とお考えください。通常は、翌日からお仕事も可能です。
Q.ダーマペンはどのくらいの間隔ですると良いのですか?
ダーマペンは真皮に傷をつけ、それが修復する過程で効果がでてきますので、1ヶ月程度は開けた方が良いでしょう。急ぐ場合でも3週間は開けることをお勧めします。
Q.ダーマペンとフラクセルとの違いは?
ダーマペンは針で、フラクセルはレーザーの熱エネルギーで皮膚に細かい穴を開けていくもので、考え方は同じになります。熱を発生するフラクセルと比べダーマペン(マイクロニードルセラピー)の方がダウンタイムが短いこと、同時にプラセンタやビタミンCなどを導入できること、コストが安く済むことなどのメリットがあります。どちらも受けたことのある方にはダーマペン(マイクロニードルセラピー)の方が効果が高いと言われております。
Q.ダーマペンとダーマローラーとの違いは?
ダーマペンとダーマローラーとの大きな違いは、針が皮膚に対して垂直に刺さるか否かです。 ダーマローラーは、ローラーに針がついている関係で、どうしても皮膚に刺さる際に斜めから刺さりますが、ダーマペンは皮膚に垂直な状態で往復運動をするため、垂直にささり、表皮の損傷を最小限に抑えます。
Q.オプションで導入するものでは何がお勧めですか?
気になることに合わせて導入するものを選択するのが良いのですが、費用面からプラセンタとビタミンCの導入が人気があります。