大阪・美容整形 > 治療内容 > 婦人科・女性器 > アフターピル(緊急避妊薬)

アフターピル(緊急避妊薬)

アフターピル(緊急避妊薬・事後避妊薬)は万が一、避妊を失敗した時の為の緊急用ピルです。女性が"やむを得ず"避妊に失敗した際に、事後的にアフターピル(緊急避妊薬)を服用することで、妊娠を回避する事が出来る方法です。1998年9月に「アフターピル(緊急避妊薬)」として、米国食品医薬品局(FDA)が安全かつ効果的として、承認されました。 アフターモーニングピル、モーニングアフターピルとも呼ばれています。
当院では、土曜日・日曜日・祝日も処方可能です。

アフターピルの処方はこちら

アフターピル(緊急避妊薬)とは

コンドームやピルで避妊をしていても、思いがけず失敗してしまったり、また何かの事情で避妊ができなかったりした場合の対処法です。
性交渉後「妊娠の可能性あり」の段階で、一定時間内にホルモン剤を服用することにより、卵巣・卵管・子宮内膜に作用して、排卵・受精・着床のすべての過程において妊娠を阻止させます。
たとえ受精が起きてしまっても子宮内膜への着床をも防ぎます。
かなり確実な避妊法で、失敗率は2.5%程度であると言われています。

アフターピル(緊急避妊薬)の服用方法

マドンナ(ノルレボジェネリック)は、性交後原則72時間以内(できれば24時間以内・少しでも早く服用する方が妊娠を回避しやすくなります)に2錠同時に服用して終了します。

当院で処方するアフターピル(緊急避妊薬)

当院では、アフターピル薬マドンナ(ノルレボジェネリック)を処方しています。
これは、2011年に日本で認可販売されたノルレボ錠(レボノルゲストレル)と全く同一の成分になります。

効果、副作用などはノルレボと基本的にかわりません

中用量ピルなどを使ったヤッペ法については、あくまでもアフターピルのお薬が手に入らない場合の代用品とお考え下さい。

アフターピル(緊急避妊薬)の副作用

以前の中用量ピルや低用量ピルを利用した緊急避妊(ヤッペ法)では悪心49%、嘔吐15%ほどありましたが、WHOによると、 レボノルゲストレル錠は悪心23%嘔吐6%と報告されております。 国内の統計では、さらに少なくなっています。

ヤッペ法について

現在はアフターピル専用の薬レボノルゲストレルが手に入るので、ヤッペ法はあまり使われることはありませんが、通常のピル(中用量ピルや低用量ピル)を代用し、緊急避妊に必要なホルモン量を服用する方法です。
アフターピル専用の薬レボノルゲストレルを服用するよりも、吐き気などの副作用が多めで、避妊率も低くなっておりますのでお勧めではありません。あくまでも、アフターピル専用の薬が手に入らない場合に使用する手段とお考えください。それにもかかわらず希望されれば処方は可能です。

服用方法

1度目の服用後12時間後に2度目の服用を行います。

アフターピルのよくある質問

Q.アフターピル(緊急避妊薬)を飲めば妊娠は回避できますか?
アフターピルを服用したからと言って、妊娠を必ず避けられるわけではありませんが、事後的に妊娠を回避するには、アフターピルしか選択肢はないと思ってください。アフターピルの服用の経験をした方は、低用量ピルを服用することを強くお勧めします。
また、2016年7月に出された、日本産科婦人科学会による「緊急避妊法の適正使用に関する指針」では、アフターピルを服用した方には、翌日より低用量ピルを服用することを勧めています。
当院では、ニキビに対して効果の最も高い低用量ピルの処方をしております。
Q.レボノルゲストレルとヤッペ法との違いは?
日本では、ノルレボ錠(レボノルゲストレル)が認可される前には、中用量ピルを利用したヤッペ法という緊急避妊が一般的でした。ヤッペ方はアフターピルのお薬が使えないため、やむなく選択するものです。ヤッペ法と比べるとノボノルゲストレルは吐気・嘔吐などの副作用が少なく、避妊率も高くなっておりますので、ノボノルゲストレルが手に入るのであれば、ヤッペ法を選択する理由はありません。
Q.アフターピル(緊急避妊薬)の服用方法は?
原則72時間以内(少しでも早く)に2錠(1.5mg)をまとめて服用します。日本産科婦人科学会でも2錠を一度に服用する方法を勧めています。
Q.72時間を過ぎてしまった場合はアフターピルの効果はないですか?
アフターピルは原則として72時間以内(少しでも早く)に服用した方が良い薬ですが、日本産科婦人科学会による緊急避妊法の適正使用に関する指針では、72時間を超えての服用は、「用法・用量の適用外ではあるものの、有効である可能性は高い」とされており、希望すれば処方は可能です。100時間~120時間くらいまでは効果があるとされています。
Q.アフターピルの服用後に吐いてしまった場合はどうすれば良いでしょうか?
ノルレボジェネリックの嘔吐の副作用は高くありませんが、服用後、万が一吐いてしまった場合、2時間以内であれば、できるだけ速やかに再度1回分を服用する必要があります。服用後2時間を経過している場合は、薬剤は十分に吸収されており、嘔吐したとしても追加の服用は不要だとお考えください。
Q.アフターピルの処方と同時に吐き気止めの薬の処方も可能ですか?
ノルレボジェネリックの嘔吐の副作用は高くありませんが、心配な方の場合、吐き気止めを処方することは可能です。1錠500円(税込550円)ですので希望の方はその旨をおっしゃってください。
Q.土日・祝日でもアフターピルの処方は受けられますか?
当院は年中無休ですので、土曜日・日曜日・祝日でも緊急避妊薬の処方は可能です。ただ、完全予約制となっておりますので、ご予約を承れないこともございますのでご了承ください。
Q.アフターピルを服用しても妊娠する確率はどれくらいですか?
妊娠する確率は、生理周期、避妊失敗からアフターピル服用までの時間など様々な要素によって変わってきます。また、すでに避妊に失敗した後であれば、アフターピルは飲まざるを得ず、確率が0で無い限り、その確率が何パーセントであるかは意味の無いものとお考えください。
Q.薬代以外に診察代や処方料などはいくらかかりますか?
当院では、カウンセリングを含め、診察代や処方料などはかかりません。お薬代以外の費用は一切かかりませんので安心してください。
Q.未成年ですが、アフターピルは処方してもらえますか?
当院では緊急性を考え、未成年者の方であっても親権者の方の同意なしでアフターピルの処方をしております。親御さんにクリニックから連絡をすることはありませんので安心して、早めに服用してください。
Q.代理の人が薬を受け取ることは可能ですか?
アフターピルの処方には、ご本人へのカウンセリング(説明)が不可欠です。当院では、ご本人以外の方へのアフターピルの処方(お渡し)はできませんのでご了承ください。ご予約もご本人からのみ、お願いしております。
メールカウンセリング お薬処方