旅行やプール、海などに生理予定日がぶつかる場合、十分に楽しめない可能性もあります。そういった場合、中用量ピルの服用により生理をずらすことが可能です。
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生理日をずらす(中用量ピル)
生理を移動させる方法
生理を遅らせたい場合
生理予定日の5~7日前から中用量ピルの服用を開始します。毎日1日1錠、生理を遅らせたい日の2日前まで毎日飲み続けます。ピルの服用を中止すると2~5日後に生理がきます。
*排卵後の処方になるため、妊娠の可能性がある方は避けた方が良いでしょう。
*服用を始めるタイミングが、生理開始予定の5日前以降の場合は、生理を遅らせることが難しくなります。
生理を早めたい場合
生理開始の5~7日目までに中用量ピルの服用を開始します。毎日1日1錠、ピルを7~14日間飲み続け(できれば10日以上)、飲むのを中止するとその2~5日後に生理が来ます。
*生理7日目以降の場合は、生理を早めることが難しくなりますので、生理を遅らせる方法を選択するほうが良いでしょう。
どちらの方法が良いか?
早める方法よりも遅らせる方法の方が、より確実になります。ただ、旅行などのイベントを避けるために生理を遅らせようとしているのですが、そのイベント中にもピルを服用し続けるため、吐き気や不正出血などの副作用が出てしまう可能性があるため、デメリットもあります。
普段から低用量ピルの服用をしていると、生理をずらすことは比較的容易にできますので、低用量ピルを服用することをお勧めします。
保険適用について
生理日の移動に関しては健康保険を適用できないものになっています。もし、他院で保険適用されたということであれば、それは不正請求であり、詐欺ということになります。そういった医療機関にはお気を付けください。