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ヘパリン類似物質

ヘパリンとは、血液を固まりにくくする作用のある薬です、ヘパリン類似物質とは、文字通りヘパリンに似た構造を持った薬剤です。ヘパリン類似物質は「親水性」があり、水分子を引き寄せて保持する「保水性」があるため、皮膚の奥深くまで浸透させる高い「保湿効果」があります。そのため高い保湿力が期待できることから、医薬品として用いられ、乾燥による皮膚炎などに対して処方されることの多い薬剤です

ヘパリン類似物質の効果

ヘパリン類似物質は、大人だけでなく0歳の赤ちゃんにも使えるものですので、基本的に安心して使用できます。

保湿効果

「親水性」と「保水性」を持ち、角質層の隅々までうるおいを届け、水分を保持することが可能ですので、高い保湿効果が期待できます。保湿効果があるヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分が肌表面にとどまることと比較すると、ヘパリン類似物質が非常に高い保湿効果をもつことが分かります。

血行促進効果

血流を促進する効果があり、また、皮膚の新陳代謝を促進するため、傷跡や火傷の痕を治しやすくする効果も期待できます。

抗炎症効果

肌の炎症・肌荒れを正常な状態に戻す鎮静効果があり、乾燥による炎症、ひび割れなどにも有効です。

ヘパリン類似物質のタイプによる違い

クリーム

クリームには、ベースが「水」のものと「油」のものがあります。ベースが水のものの方が塗りやすいため市販されいてる保湿剤の多くがベースが水のものですが、ベースが油のクリームのほうが、皮膚への浸透が良く高い保湿効果があります。油がベースの「ヘパリン類似物質油性クリーム」は、しっかりした保湿力があり、皮膚への刺激が少ないため、かゆみなどの症状が強くでている肌の状態でも使用しやすいものです。

ローション

ローションタイプのものの保湿力は油性クリームには劣りますが、べたつきが少なく、肌なじみが良く、よく伸びるので広範囲にも塗りやすく、頭部など毛が生えている部位にも使用可能です。

ヘパリン類似物質の使い分け

ヘパリン類似物質は、クリームやローションどちらであっても有効成分の量に差はありません。油分が多い方が、皮膚を保護する力があり低刺激なため、皮膚の状態を問わず使えます。
使う部位、肌の状態や好み、季節等に応じて、ご自身で使いやすいものを選ぶのがいいでしょう。季節や部位などによって使い分ける方が多いです。

季節による使い分け

湿気の高い季節は、べたつきやすいので油分が少ないローションがお勧めです。逆に、冬などの乾燥しやすい季節の場合は、油性クリームがお勧めです。

部位による使い分け

頭皮など毛が生えている部位には、べたつかきづらく保湿できる油分が少ないローションが使いやすいでしょう。

ヘパリン類似物質の詳細

有効成分(1g中) ヘパリン類似物質 3mg
注意点使用後はきちんとキャップをしめ、なるべく涼しい所に保管すること
小児の手の届かない所に保管すること
ヘパリン類似物質(ローション)
ヘパリン類似物質(油性クリーム)

ヘパリン類似物質の料金

ローション

 1本(50g) 1,200円 (税込 1,320円)

 2本  2,200円 (税込 2,420円)

 3本  3,000円 (税込 3,300円)

油性クリーム

 1本(25g) 1,200円 (税込 1,320円)

 2本  2,200円 (税込 2,420円)

 3本  3,000円 (税込 3,300円)

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